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私の好きな色彩感覚/菊池 邦子
クリスマス用の花で囲まれた花屋さん @イタリアの特徴的な山岳都市 ペルージャ 学生時代から、「仕事をするなら建築設計の世界で…」と思っていて、そのまま今日に至っている。ただ、大学卒業直後に経験した長期療養が契機となり、この際やりたい事は何でも試そう!という思いが強くなり、...
1月17日


優れた建築空間に立つこと/高野 保光
「建築・・・その真の姿は人がその中に立った時はじめて理解されるものである」 アルヴァ・アアルト マレイア邸_アルヴァ・アアルト 優れた建築に身を置くと、いままでの自分の世界が変わる感覚を覚えます。見えるものも違ってきて、建築や住宅の見方や考え方が広がり、それはとても気持ちの...
2024年12月19日


教える / 山本 成一郎
5年前から縁あって中央工学校という専門学校で設計製図を教えています。昨年からは木造建築科(2年制)という、生徒の半数ほどが大工を目指す学科の担当になりました。 我が国の建築系の大学では、木造建築を詳細に扱う事はありません。ですから、住宅など木造が多く手掛ける設計者として一人...
2024年12月19日


住宅建築雑誌は知識の宝庫/川口 通正
建築雑誌の中に住宅月刊雑誌というものがある。日本では住宅特集(新建築社)、住宅建築(建築思潮研究所)が多くの建築家、特に住宅を専門にしている建築家、そして建築家を目指す社会人(設計者)、建築学部の学生、教授たちに良く知られている。...
2024年12月17日


私の家づくり。4 / 萱沼 宏記
自然を感じる空間づくり 私は富士山の麓に広がる町で生まれ育ちました。都会の忙しい人々がわざわざ癒やしを求めて訪れるその風景は、私にとって子どもの頃から当たり前のように身近な存在でした。この環境で育った影響か、現在は東京で設計事務所を構える中でも、自然豊かな環境での設計依頼...
2024年11月20日


そうだ、奈良へも行こう/泉 幸甫
東大寺参拝は仁王さんがいらっしゃる南大門を通り抜け、大仏殿でお参りをして帰るというのが一般的。余裕のある人は二月堂、さらに法華堂(三月堂)と足を延ばすようだ。 しかし、これだけでは東大寺の良さはほとんど見てない、う~ん半分も見てない、と言っていいのではないか。...
2024年11月20日


藤原京跡をたずねて/落合 雄二
「 春すぎて夏来るらし白妙の衣ほしたり天の香具山 」の万葉集の歌で有名な持統天皇は日本で初めて条坊制の本格的な都城をつくった天皇(女帝)としても知られています。先日そこを初めて訪れました。 香具山 奈良は渡来人の「ウリナラ(我が故郷)」の言葉から由来するという説があります...
2024年11月16日


15年目の自邸/諸角 敬
2009年に竣工した自邸が今年で15年目を迎えました。建築家が設計した新築の家の写真は皆さんも雑誌などでよく見ると思いますが、はたして10年、15年後にどのようになっているのか?綺麗で生活感のない空間はどのくらい荷物が増え雑然とした?空間になっているのか。興味深くありません...
2024年10月16日


田園調布・旧猪熊邸訪問/赤沼 修
この家は画家猪熊弦一郎・文子夫妻と弟家族のために旧知の仲だった建築家吉村順三が設計し1970年に竣工した二世帯住宅兼アトリエです。建物は猪熊さんが庭に植えた故郷のオリーブの樹を抱え込むような形で開放的な住居部分と、その奥には広いアトリエと弟世帯の寝室などのプライベートな部分...
2024年10月16日


猫の額ほどの緑/松原 正明
板橋区にある我が家の緑です。24坪の敷地に家を建て、駐車場残りの隙間に植栽を施しただけですが、毎年多彩な顔を見せてくれます。写真は5月の新緑の季節。玄関アプローチ際の右の木からエゴ、アオハダ、アオダモ(大)、モミジ、アズキナシ、ヤマモミジ、ヤマボウシ(大)、順に花が咲き春か...
2024年10月16日


茶室のある住まい/松本 直子
おじいさまに子供の頃見せてもらった入江泰吉さんの大和路の写真集、そこにあった春日大社の1枚の写真がきっかけで奈良をずっと探求してこられた建主様。そもそも奈良ご出身だったご主人と一緒に、いよいよこの夏、拠点を東京から奈良に移されました。敷地は新たに求められましたが、古くからの...
2024年9月22日


私の逸品さん。8/伊澤 淳子
「素敵な靴を履くと素敵なところへ連れてってくれる」という言い伝えがあるそうで、 私の逸品さんは独立してしばらく経った余裕のない時にちょっと奮発した革靴です。 ですから10年以上は履いているでしょうか。 ソールが足にフィットして履きごこちがいい靴です。...
2024年9月19日


『 森と建築をいっしょに考える 』/古川 泰司
― バランスを取った木の家づくりを ― 家づくりで森を元気にしたいと考えています。 まずは、近くの山の木で作る木の家のすすめ。 なんで近くの山の木を使った方が良いの? と、言われれば、近くの山の木材を使えば森の手入れが出来てそこの森が元気になるからです。...
2024年9月17日


『 楽しい家づくりを 』/松澤 静男
最近の建築費高騰は想定を超えるもので、安い住宅ローンやローン減税、そして各種補助金が有っても、なかなか満足を得られるものではありません。そのような中で建築家に依頼して家をつくるという選択肢は残念ながら予算の関係で減ってきているように感じます。でも、そんな時代だからこそしっか...
2024年8月20日


『 機械化した分だけ、手仕事を増やす 』/後藤 孝
「機械化した分だけ、手仕事を増やす」 先日、デンマークに行ってきました。 建築好きなら気になる家具ブランドの数々がデンマークから生まれています。 長い冬の室内生活を少しでも豊かに。という気持ちから機能性やデザインが洗練されていったからだそうで、日本の雪国で手仕事の技が磨かれ...
2024年7月20日


『 マンションの大規模改修の話 』/藤原 昭夫
【 今回は戸建てを離れ、マンションの修繕積立金と改修工事の話です 】 ベランダ上裏の端部のひび割れがでたマンションの大規模改修は必要か? マンションの大規模修繕工事はなぜ行われるのか、基本的疑問の提案です。修繕には、事後保全と予防保全とがあります。事後保全は具体的に建物に傷...
2024年7月19日


『 古い建具 』/福田 隆一
最近の私の設計した住宅には部分的に古建具を再利用したりしています。 コストもいくらか抑えられる利点もあるのですがそれよりも古材や古建具を活用すると、住まいに温かみが感じられる為よく利用しています。 写真の住まいでは、庭に面した開口部の障子に古建具の障子を再利用しています。...
2024年6月16日


『 建て替えか、それともリフォームか 』/坂東 順子
一昨年のこと、友人から家を建て替えたいと設計依頼があった。 都内にある築40余年の住宅は、冬寒くて夏暑く、近隣の住宅が3階建に変わり、日照も難しくなっている。相続を機に建て替えたいという。現行の法規制(高度斜線等)が厳しくなっており、建て替えると既存の2階位置は認められない...
2024年6月16日


透視図と模型/半田雅俊
建築を設計する際、設計事務所では透視図(パース)を描いたり模型をつくったりします。 設計図は紙やパソコンのモニターに描きますが、建築は立体なので3次元での確認をするためです。 近年コンピューターグラフィック(CG)の発展は目覚ましく、ウオークスルー機能を使って室内を疑似体験...
2024年5月14日


『 建築と五感 』/根來 宏典
設計業と並行し、3年前より京都にある大学で教鞭をとっています。お役目として、オープンキャンパスでのミニ講義や高校に出向く出張授業などもあります。高校生や親御さんから「今のうちから、何かやっておくことはありますか?」という質問がよくあります。...
2024年5月13日
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