「よろしくお願いします」
今年も私立中学に通う2年生・5名がガチガチに緊張した様子で事務所のドアをあけて入ってきました。
ある年から毎年のように連絡があり、中学生の職業体験を受け入れているのです。


わずか2日間ですが手は抜きません。設計図から模型作成、プレゼンテーションまでやり遂げることが目標です!
課題の内容は、「誰かのための家」を設計すること。尊敬する人物でもいいし、好きなミュージシャンやスポーツ選手でも構いません。その設定はとてもユニークなものが多く、これを聞くだけでもハートが暖まります。

ただし、とってもハードなスケジュール。もし大学の建築学科で同様の課題を出したとすると・・・最低でも2週間くらいかけて行うのではないでしょうか?しかしあえて挑戦します。手を動かしてアイディアを形にすることをぜひ体験して欲しいからです。この経験が「絶対に」社会に出て役に立つと私自身が確信しているからなのです!!
実はこの課題、私が高校1年生の時に実際に受けた授業と同じもの。理由は忘れてしまいましたが「リンカーンの家」を設計して、先生に褒められたことが今の職業につながっています。
(丹羽 修/NLデザイン設計室)
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