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私の逸品さん。うさぎにまつわるコレクション/倉島 和弥

更新日:2023年12月24日

逸品といわれても、そんなにたいそうなものは持っていない。

人に少しだけ自慢できるのは、うさぎの置物や食器など、うさぎにまつわるコレクションだ。


自分は未年で、うさぎ年ではない。でもいつからか、集めるようになった。きっかけの記憶はない。聞かれては、いつも困る。聞かないでほしい。多分、弟のミッフィの絵本あたりからなんじゃないか? 卒業設計の図面はうさぎ満載。そのころから集め始めていたと思う。その内容が大きく変わったのは、益子に傘立てと食器を買いに出かけた時だと、よく覚えている。気に入ったものがなく、うっかり、生まれて初めて入った骨董屋でうさぎの絵のある小皿を見つけ購入した。それからだ。(裏書きを調べると景德鎮らしい)

益子で骨董屋、益子で景德鎮って、、、(写真101)

101:益子の骨董屋にうっかり入ってうっかり買ってしまった景德鎮の小皿。裏書きを調べると、16世紀の量産品みたいだけど本当かな?4,000円もしなかったと記憶。でも、こんなうさぎの絵皿があるなんて初めて知った。

それ以来、キャラ物はミッフィとピーター・ラビットにしぼり(この二つは外せない)、食器や骨董を見て歩くようになった。表情や動きがなんとも言えない。野性味あふれるものもあるし可愛らしいものもある。日本では干支の歳その前から、あるいは十五夜の数か月前からたくさん出回る。生活の身近にいる動物だったし、動物性たんぱく質摂取にも一役かっていた。海外ではキリスト教地域ならイースターの前から卵とともに兎が並ぶ。結果として一年中、目を配っていれば日本でも海外でも手に入る。そんなわけで、無駄遣い、、、 (写真201・写真301・写真401)

201:パリ、クルニャンクールの蚤の市。表の露天ではなく奥に入ると骨董屋がいくつもある。これはリモージュのカトラリーピロウ。アール・デコね。猫、犬、魚、白鳥、小鳥、兎が対でセット。
301:パリのドーム社アトリエで購入。骨董ではない。ちょっと奮発。クリスタルガラスだから硬いとマヌカンのおばちゃんが説明してくれるが、ドームのこの柔らかいガラスの表現が好き。バカラやラリックのうさぎも持っているけどドームのが一番好き。どれもアールヌーボーの時代に流行ったね。
401:コレクションの中に似たようなものは一つもない。手作りとしか思えないうさぎ。逸品といえば逸品。これ、家づくりの会の I 氏が青山で見つけて封筒にポンと入れて短いメモと一緒に送ってくれた。親指第一関節くらいの大きさ。よく見つけたなってまずそこにびっくりだし、エイって送ってくれたことが本当に嬉しかった。 ちょっと鼻がね、豚みたいで可愛い。

一体いくつあるのか、もうわからない。飾らずにしまったままのものばかり。何を持っているのか、どこで買ったのかさえ覚えていない。

最近は自分たちの先が見えてきたこともあって、これ、どうするの?と相方に言われる。メルカリに出せば、とかね。

コレクターなら一度は言われたことがあるに違いない。

飾らなくても持っているだけでうれしいのがコレクターなのだ。不憫だ。

さらに、食器などは、もう、どんどん使っちゃおうということで、置物より目に触れることが多くなったが、結果割れる(+_+)。まぁ食器なんだから使っていれば割れるに決まっている。でも捨てられない。かけらを全部取っておく。

コロナ禍の時、時間ができたので、似非金継ぎを始めた。本漆や純金を使わず、合成漆、真鍮紛を使う。見様見真似で始めるには安価でお手軽。そして意外と楽しい。割れた食器も再利用。減ることがない。今後は本漆や純金粉に変えていきたい。新しい趣味ができてしまった。(写真501・写真601)

501:お施主さんからいただいたカップ。うっかり割ってしまって申し訳なく、似非金継ぎに初挑戦してみた。意外とうまくできたような気がして、これまでとってあったかけらを、継ぎ始めた。
601:白い透かしのようなうさぎ皿。パッカリ二つに割れてしまった9寸くらいのもの。 似非金継ぎにも少し慣れてきて、金と銀デムツブ用に遊んでみた。点々を落としたり、関係ないところにも線を引いたり、自由でいいんだと思ったらどんどん楽しくなる。

( 倉島 和弥/RABBITSON一級建築士事務所 )



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